アルビノ ピーコックシクリッドの飼育方法

赤い魚

暗い水槽内でもひときわ目立つ華やかなアルビノピーコックシクリッド

アルビノピーコックシクリッド(albino peacock cichlid)はその名前から想像される通り、シクリッドの一種です。
スズキ目ベラ亜目シクリッド科に属しており、マラウィ湖周辺に生息していたピーコックシクリッドを祖先に持ちますが、その後さまざまな種と交配を重ねて現在の姿に落ち着きました。
イエローピーコックに最も近い種と言われており、独特のオレンジ色の色彩と派手なヒレは暗い水槽内でもひときわ目立ちます。
夜、水槽のかたわらで1日の疲れをほぐしながら鑑賞しくつろぐための最適な熱帯魚と言っていいでしょう。

アルビノピーコックシクリッドの寿命は5〜8年が標準で、その寿命を保つためには水質管理をきちんと行うことが大切です。
たまに塩水浴をさせてあげると長生きする傾向にあるようです。
アルビノピーコックシクリッドは飼いやすい熱帯魚のひとつなので初心者にもおすすめですが、水槽は60cm程度の大きめのものを用意しましょう。
水質はpH7.8〜9.2の弱アルカリ性に保ち、換水はこまめに行います。
水温は24〜27℃が適当です。

アルビノピーコックシクリッドはアフリカンシクリッドの中ではそれほど攻撃的な性格ではないので混泳も可能です。
ただ、プライバシーが守れるように凸凹の多い岩などを入れて隠れられるスペースを確保してあげることが大事です。
またアルビノピーコックシクリッドは常に活発に泳ぎ回っているタイプなので、岩やオブジェを配置する際には動かないように固定する配慮が必要になります。
アクアリウム用の接着剤を用い、オブジェが自由に泳ぎ回る邪魔にならないよう配慮しましょう。
水草は根を掘り起こしてしまうので植えてもあまり意味がありません。

アルビノピーコックシクリッドの飼い方

野生状態のアルビノピーコックシクリッドは動物性プランクトンや甲殻類、昆虫、植物など何でも食べる雑食性です。
水槽内で飼う場合には基本的に人工飼料でかまいませんが、たまに糸ミミズや冷凍赤虫、プラインシュリンプなどを与えるのもおすすめです。
大食いの傾向があり、エサを与え過ぎていると水槽内がすぐに汚くなってしまうので注意しましょう。

アルビノピーコックシクリッドは家庭で繁殖させるのもそれほど難しくありません。
同種を5匹以上まとめて飼うと力関係のバランスが良くなるようです。
ある実験ではオス1匹に対してメス4匹の組み合わせが最も安定するという結果が出ています。
洞窟で産卵後、孵化するまで28日間を要しますが、この28日間メスが卵を口の中で育てるのが大きな特徴です。
うまく繁殖をさせたいのなら洞窟を設置し、水温を1℃上げるとスムーズにいくでしょう。
洞窟以外にも、流木や平らな石に産卵することもあります。
産卵が近づいたら週に1度は水槽の水を4分の1換えるようにしましょう。