アウロノカラ・ヤコブフレイベルギィの飼育方法

鮮やかな水槽

美しい色合いが人気のアウロノカラ・ヤコブフレイベルギィ

熱帯魚の中には形のユーモラスなもの、顔に愛嬌のあるものなどさまざまなタイプがありますが、色と姿かたちが美しい熱帯魚を飼いたいというのであればぜひおすすめしたいのがアウロノカラ・ヤコブフレイベルギィ(aulonocara jacobfreibergi)です。
アウロノカラというのはアフリカン・シクリッドの一種です。
シクリッドというのはスズキ目シクリッド科の魚のことですが、アフリカのタンガニーカ湖やマラウイ湖、ヴィクトリア湖では独自の独自の種分化が進み、鮮やかな体色から熱帯魚としても非常に人気の高い種が多いことで知られています。

アウロノカラという名前は「アウロス(ギリシャ語で「笛」という意味)」と「カラ(ラテン語で「頭部」という意味)」からできていますが、これはアウロノカラのアゴの部分に笛穴そっくりの穴が開いていることから来ています。
この穴、実はソナーの役割を担っていて、小魚や微小の無脊椎動物が発するごくささいな音を感じて捕食を行っています。
性格は穏やかな方ですが、発情期になると様子が一変し縄張り争いを始めるという一面も持っています。

アウロノカラは次の5つのグループに分けることができます。
アウロノカラの中でも最もポピュラーなスチュアートグランティ、吻部から頭にかけてが丸い形のチタンデ、背中部分の鮮やかな色彩が美しいメイランディ、探索ソナー孔が非常に発達したサンドドゥエリング、そしてアウロノカラ・ヤコブフレイベルギィが属するバタフライグループ。
姿が蝶々のように美しいためにバタフライという名前がつけられていますが、このグループはアフリカンシクリッドのディーラーとして名高いヤコブ・フレイバーグの名前も冠されているんです。

アウロノカラ・ヤコブフレイベルギィを飼う際には

アウロノカラ・ヤコブフレイベルギィは飼育がそれほど難しくない種のひとつです。
ただし縄張り意識が非常に強いので、凸凹の多い石などをうまく配置してお互いが干渉し過ぎないような環境を作ってあげることが大切です。
また、他のアウロノカラ属とも対抗することがあるので混泳させないように注意しましょう。
メタリックなブルーとオレンジのコントラストが美しい魚なので、観賞魚を楽しみたい人にはぴったりの熱帯魚です。

それほど高価な熱帯魚ではなく、ペットショップでも1,000円程度で入手できることがあります。
水槽は60cm以上の大きなものを選ぶほうが無難です。
水温は25〜28℃、水質は弱アルカリ性のpH7.8〜9.2が適しています。
エサについては特に好き嫌いがないので、人工エサをあげていれば十分です。
アウロノカラヤコブフレイベルギィの寿命は5〜8年が目安ですが、たまに塩水浴をさせてあげると長生きします。