カージナルテトラの飼育方法

カージナルテトラのイラスト

初心者にも飼いやすいカージナルテトラ

初めて熱帯魚を飼う場合、できるだけ飼育が容易で一般的な種を選びたいと思う方も多いでしょう。
人気のある熱帯魚にはグッピーやエンゼルフィッシュなどがありますが、その中でも色のきれいな熱帯魚が飼いたいという人にはカージナルテトラ(cardinal tetra)がおすすめです。
カージナルテトラはアマゾン川やブラジルのリオネグロ川、バウペス川流域などに生息する魚で、カラシン目カラシン科に属しています。

体長は4cm前後でメタリックブルーとレッドのカラーコントラストが美しいのがカージナルテトラの特徴です。
同じカラシン科のネオンテトラによく似ていますが、ネオンテトラよりも1cmほど大柄で強い赤みを持っています。
性格が穏やかなので混泳にも向いていますが、カージナルテトラだけで群泳させるときれいな光景になるので単独種で飼育するのもおすすめです。
また臆病な性格もあわせ持っているため、少数匹だけで飼うと物陰に潜れて出てこないこともあります。

カージナルテトラの中には、メタリックな光沢で希少価値の高い「プラチナカージナルテトラ」や「ゴールデンカージナルテトラ」などの種類もいます。

カージナルテトラを飼う場合に気をつけること

カージナルテトラの価格は1,000〜2,500円が相場です。
個体のサイズは大きくありませんが、群れで飼うことを考えると60cm程度の水槽が適当です。
水1リットルに1匹のカージナルテトラが目安ですので、60cmの水槽なら40〜50匹を飼育することが可能です。
ただし一度に50匹のカージナルテトラを水槽内に放つのではなくて、今日は10匹、来週は10匹……というように徐々に増やして生物ろ過のバランスを保ちましょう。

カージナルテトラ用に特別な準備をする必要はありませんが、美しさを意識して鑑賞するためには水槽用のライトが必須です。
水草や流木、石などレイアウトをいろいろ工夫できるのもカージナルテトラの楽しみ方の一つです。

飼育の際、カージナルテトラは冬の低水温と夏の高水温が苦手ですから、年間を通して安定した水温を保つようにしてあげることが重要です。
寿命は2〜3年ですが、大切にケアをしてあげれば5年ぐらいまで生きられる可能性もあります。
適切な水温は23〜29℃です。
水のpHに関しては弱酸性〜中性の3.5〜7.5が適当ですが、底砂にサンゴ砂を使うとpHが上がってしまいますので気をつけましょう。

エサは人工飼料はもちろん冷凍飼料なども好き嫌いなく食べる方ですが、口が小さいのでできるだけサイズの小さいエサを与えましょう。
エサが大きいと食べ残しが多くなり、水槽内の水質が悪くなります。
人工飼料で栄養のバランスはとれますが、ミジンコなどの活きエサをたまに与えることでカージナルテトラをより健やかに維持することができます。