コリドラス アエネウスの飼育方法

黒いヘルメット

コリドラスアエネウスはナマズ目の熱帯魚

コリドラスアエネウス(Corydoras aeneus)はナマズ目カリスティク科コリドラス亜科に分類される熱帯魚コリドラスの一種です。
コリドラスというのは「ヘルメットのような皮膚」を意味するギリシャ語です。
南米が原産のこのコリドラスは種類がとても多く、166〜200もの種があると言われています。

コリドラスアエネウスの他に、通称「青コリ」と呼ばれるコリドラスパレアトゥス、白地に黒のスポット模様があるコリドラス・ジュリー、茶褐色と乳白色、オレンジ色で構成されるコリドラスステルバイ、ヒレに棘のあるコリドラスシュワルツィなどコリドラスはまさに多種多様な熱帯魚です。
その中でも、一般に「赤コリ」の通称で親しまれているコリドラスアエネウスは赤銅色とメタリックグリーンのコントラストが美しい種です。

ナマズ目だけあってユーモラスな顔をしているコリドラスアエネウスは、古くから飼育されてきた種で自分で繁殖させるのも比較的簡単です。
底床を探るように泳いでエサを探すクセがあるので掃除屋というイメージも強いコリドラスアエネウスですが、その寿命は5年が平均的と言われています。
アンデスのラプラタ川やトリニダードに広く分布しているこのコリドラスアエネウスですが、性格は大人しいほうなので混泳にも適した種です。
ただし背びれ部分に毒があるので、アロワナや大型エイなどコリドラスを食べてしまう魚とは同じ水槽に入れないようにしましょう。

コリドラスアエネウスの飼育上の注意

コリドラスアエネウスは大食漢で、常に床底にくっつくようにしてエサを探しています。
ですから水を換える際には底床をきちんと掃除してあげることが大切です。
60cm程度の水槽を使用する場合、約21匹のコリドラスアエネウスを飼うのにぴったりとなっています。

オスとメスは体型で見分けられるのも特徴で、オスの方はスリムで体型をしているのに比べてメスの方は上から見ると腹部がふっくらとしているのがわかります。
この見分け方を用いてオスメスのバランスを整えながら飼えば繁殖も比較的簡単に行えます。
水槽内の水温は25〜28℃程度、pHは6.0〜8.0前後の軟水をキープしてあげましょう。

エサはコリドラスタブレットが最もおすすめです。
コリドラスアエネウスは口が下向きに付いているので、他のエサでは食べにくいことがあるためです。
繁殖はかなり簡単な方で、知らないうちに水槽の壁に卵を産み付けていることもよくあります。
他の魚と混泳している場合、孵化したばかりの稚魚が食べられてしまうこともあるので卵を見つけたらすぐに別の水槽に移しましょう。
数十個〜200個の卵を毎日少しずつ産卵しますので、水槽の壁面やフィルターの隙間は入念にチェックして見つけたら隔離してあげてください。
産み付けられてから数日で孵化するのも特徴です。