猫の病気のサインとケア<その2>

目の異常

猫の病気のサインは、目、口、鼻、耳などからみやぶることもできます。
順番にみていきましょう。

まず「目が白く濁っている」場合です。
眼球が白く濁っている場合は角膜炎などの細菌の感染が考えられます。
また瞳孔が白くなっている場合は白内障や緑内障などが疑われ、
重度の場合は手術をするケースもあります。
つぎに「涙目」です。
涙の量があまりにも多い場合は、涙道に異常がおこっている流涙症が考えられます。
また、瞼がまくれてしまったり反っている時もあります。
進行すると失明することもあるので、早めに獣医さんに相談するようにしましょう。

口まわりの異常

次に「口臭」や「よだれが多い」場合です。
口内炎や歯肉炎などの疾患や副鼻腔炎などの鼻の疾患、
また、口とは関係のない肺や胃腸の疾患で症状がでることもあります。
次に「口の中がただれる」場合です。
口内炎や舌炎などが考えられますが、
ひいてはその原因となるネコウィルス感染症や細菌感染症などが疑われます。
予防接種を受けておくのが一番ですが、口の中を清潔に保つ習慣も効果的です。

鼻やいびきの異常

次に一般的によく知られている「鼻が乾く」場合です。
猫は寝ている最中や目が覚めたばかりの時には鼻が乾いているものなので、
鼻が乾く=病気ということではありません。
しかし、それ以外の時にも常に鼻が乾いているようであれば、発熱の可能性があります。
動物用体温計で熱を測り、異常があればすぐに病院に連れて行ってあげましょう。

また「鼻水が出る」場合もあります。
ネコウィルス感染症や細菌性の感染症などが疑われます。
猫のカゼのようなものではありますが、悪臭がしたり、急激にやせる、
食欲がなくなるといった症状を伴うと、副鼻腔炎も考えられます。
その場合は、すみやかに獣医に連れて行き、治療をうけましょう。

次に「いびき」です。
人間と同じで猫が太っている場合には、
上気道に脂肪がついてしまうことがいびきの原因になることもあります。
肥満のサインであると理解し、運動の量を増やしてあげたり、食生活を改善するようにしましょう。
また、それ以外に副鼻腔炎や鼻炎ウィルス性感染症も考えられます。
ワクチンによって防ぐこともできますが、
生活の中で衛生管理に注意することでも、かなり予防の効果があがります。
急にひどくなるいびきや呼吸困難を伴う場合は、
すぐに獣医さんにかかるようにしてください。

いびきの異常

次に「耳がくさい」場合です。
細菌やカビの感染などにより、外耳炎や中耳炎になっていることが疑われます。
普段からこまめに耳のケアをして、清潔にしてあげるようにしましょう。
また、耳を痛がったりするしぐさを伴う場合は、中耳炎になっているケースも多いので、
すみやかに病院に連れて行くようにしてください。

次に「耳をかく」場合です。
この時にも外耳炎や耳かいせん症などが考えられます。
猫が直接かくのでなく、頭をしきりに振ったりすることもあります。
やはりガーゼやめん棒などで日頃から耳の中を清潔に保つことが大切です。
耳は、猫にとって、敏感でとても重要な器官なので、
病気にかからないように充分に気を付けてあげるようにしましょう。