犬の健康を守るための工夫

病院の玄関

犬の健康を保つために

ここでは、愛犬の健康を守るために、
飼い主が日頃からできる生活習慣やその工夫について解説していきます。
まず、犬を飼う時にとても大切なのは、信頼する「ホームドクター」を探すということです。
病気の中には、たった1度の診察だけではなかなかみつけにくい種類のもの
数多くあります。
常日頃からホームドクターである獣医師をみつけておくことで、
愛犬の身体的な特徴についてよく理解しておいてもらうことは、
いざ何か起こった時に適切な診断と治療をほどこしてもらえることにつながります。
また、ホームドクターは、診断や治療だけではなく、
愛犬を病気から守るためのアドバイザーとしても心強い存在となってくれるはずです。

飼い主の工夫が必要

また、愛犬を健康を守る工夫は飼い主が自分で実践することもできます。
その中でも最も重要だと言えるのが「食事」です。
犬の食事の回数はその成長過程によって違いますが、
離乳して間もないような子犬であれば1日に5回程に分けて少量ずつ与えるようにします。
そしてだんだんと回数を減らし、最後には1日1回か2回程度でよいのです。
人間と同様、犬にとっても肥満は大敵であり、肥満が進行すると、
関節疾患や便秘、湿疹、アトピーの原因になるともいわれていて
あらゆる病気の原因となってしまいます。

家庭で飼われている犬のうち3割以上の犬が肥満だといわれていて、
その多くの原因は食べ過ぎによるものです。
日頃から食事を節制し、栄養価の高い食事ばかり与えるのはやめるようにしましょう。
好き嫌いを作らずバランスのとれた食事をさせることが重要ですが、
最も栄養学的に優れているのは、やはりドッグフードです。
与える量さえ守っていれば肥満の心配はなく、
犬の健康を管理する上で大いに役にたつ食品といえます。

毎日のお手入れや散歩にも気を使おう

また、皮膚病の予防のためには、こまめな「毛の手入れ」が必要になります。
春に大量の冬毛が抜けますが、そうした抜け毛がかたまりになってしまうと、
皮膚が炎症をおこしてしまいやすくなります。
換毛している時期は、1週間に3回程度はこまめにすいてあげるようにして、
普段でも2週間に1回程度は手入れをしてあげるようにしてください。
目や耳もこまめに手入れをして、体全体を清潔に保つことも大切です。

また、「散歩」も犬が喜ぶからといって
いつでも連れて行けばよいというものではありません。
犬は雪でよろこぶという童謡がありますが、現在の犬は、
人間の文化生活に慣れてしまっているせいか、
意外なほど暑さにも寒さにも弱くなってしまっています。
夏の暑い時間帯や冬の早朝夜間といった寒い時間の散歩は、熱中症や気管支炎、
また肺炎などを引き起こしてしまうこともあるので、極力控えるようにしましょう。

また、忘れがちな歯の管理も怠ってはいけません。
人間と同様、犬の咀嚼もすべての健康の源になります。
1週間に2度はガーゼなどできれいに拭いてあげるようにしましょう。
病気から愛犬を守る生活のルール、みなさんも是非実践してみてくださいね。