アルマジロを飼うときの環境

アルマジロのイラスト

アルマジロの生態と飼育方法の基本

アルマジロは頭と背中全面が硬い甲羅で覆われたアリクイの仲間の哺乳類です。
日本においては野生で見かけることはありませんが、北アメリカ南部~南米北部にかけて幅広い地域で生息をしています。

生息域では道路上を歩き回ったり排水路の中に入り込んで眠っていたりする様子はありふれた風景となっており、しばしば道路脇に自動車に轢かれてしまったアルマジロの姿を見かけることができます。

アルマジロの中にもいくつかの種類があり、体長100cm近くにもなる大型種から体長わずか10cm程度の小型のサイズのものまでがいます。

日本においてペット用として流通しているのは小型のヒメアルマジロで、比較的簡単に入手をすることができます。
これはアルマジロは特に保護動物としての指定を受けているわけではないためで、飼育に際して特別な登録をする必要もなく入手をしたら自由に飼い始めて大丈夫です。

アルマジロは全体的におっとりとした性格をしており、ペットとして飼育をすると比較的簡単になついてくれます。

なおアルマジロというと外敵に襲われたときに体をぐるりと丸めてボール状になる様子が有名ですが、この防御態勢をとるのはミツオビアルマジロ属の2種類のみです。

具体的にはマタコミツオビアルマジロとミツオビアルマジロで、それ以外のアルマジロは背中と頭に甲羅を持っているものの外敵からの防御は手足を引っ込めるだけでボールのようになることはありません。

1日あたりの睡眠時間は18時間以上です

アルマジロを飼育するための環境づくりとしては、まずは十分に大きい飼育ケージを用意し内部に大きめの水槽を用意してあげます。

床にはできるだけたっぷりめの床敷を置いて、アルマジロが自分で穴を掘ってその中に入れるようにしてあげましょう。

アルマジロはケージに十分なスペースがあって運動ができるなら完全に室内飼いをすることも可能ですが、時々外に連れ出して運動をさせてあげるようにするとストレス解消になります。

アルマジロは基本的に一日の大半を眠って過ごし、平均睡眠時間は約18時間とも言われています。
そのため一日中家に人がいて騒がしい環境にあるとゆっくり眠れなくなってしまう恐れがあるので、できるだけ人通りの少ない場所でゆっくり休ませてあげるようにしましょう。

餌としては主に昆虫類や小型の爬虫類を好んで食べます。
野生のアルマジロは基本肉食の雑食動物なので、タンパク質を多めの食材を選んであげると健康管理ができます。

昆虫や爬虫類を調達するのはかなり大変ですので、毎日の餌にはドッグフードなど犬用の餌を代用するのがおすすめです。
ドッグフードの他に、生野菜や果物などを食べやすい大きさに切って混ぜてあげるとおいしく食べてくれます。