ハリネズミを飼うときの環境

蚊取り線香入れに入るハリネズミ

人気の高いハリネズミを飼育するためには

ハリネズミはここ最近非常に人気が高いエキゾチックアニマルの一種です。
ハリネズミという名称からは「背中に針がついたネズミ」という印象を受けますが、生物学的にはネズミよりもむしろモグラに近い動物です。

ハリネズミの中にもいくつかの種類がありますが、日本でペット用として最も多く流通しているのは「ヨツユビハリネズミ」という品種です。

ヨツユビハリネズミの原種は中央アフリカのセネガル~エチオピア~ザンビア周辺の地域に生息しており、アフリカ大陸では比較的ありふれた品種です。

他にもハリネズミの品種としてナミハリネズミやアムールハリネズミ、オオミミハリネズミ、インドハリネズミといったものがありますが、あまりペット用として流通しているところは見かけません。

なぜヨツユビハリネズミが人気であるかというと、ハリネズミ属の中でも小柄であるためで別名「ピグミーヘッジホッグ」と呼ばれていたりします。

また性格が温厚で人に慣れやすく、丸い体を支える小さな足の先が4つの指に分かれているという独特の見た目が多くの人をひきつけます。

ハリネズミの基本的な生態は夜行性で単独行動を好みます。
そのため夜間にはきちんと光を遮られた空間で、十分に運動ができる設備を整えてあげる必要があります。

人に慣れやすい一方で捕食されないようにと神経質で警戒心が強い一面がありますので、住宅内にほかの動物がいたり小さな子供がいたりする環境ではストレスを溜めてしまうかもしれません。

ケージの中の飼育環境に注意

ヨツユビハリネズミは体が小さいので、余裕のあるサイズの金網製や樹脂製などのケージを用意すれば十分です。

飼育設備はだいたいハムスターと同じで、床には床敷として木材のチップなどを敷き詰め回し車や小屋、トンネルなどといったものを設置します。
水飲み用ボトルと餌入れを入れておけば入れっぱなしにしておいても快適な飼育環境にすることができます。

このとき注意をしたいのが金網製のケージを使用するときあまり天井が高いタイプにしてしまうと天井にまで上り、そこから落下するという怪我をしてしまう可能性があるということです。

本来ハリネズミは体が強くあまり大きな病気にならないのですが、怪我をしてしまうとそこから一気に体が弱ってしまうということもあります。

さらにハリネズミは他の哺乳類と比較して体温が低く、高温になると上手に体温調節ができなくなってしまうという特長があります。

ケージ内温度が17℃以下になると冬眠状態に入ってしまうこともあるので、四季を通じて24~30℃くらいをキープっできるようにエアコンやヒーターを設置しておくようにしましょう。