フクロウを飼うときの環境

黒目が印象的なフクロウ

今大注目の猛禽類ペット

フクロウと言えば、全国各地にフクロウカフェができるほど大人気となっているペットです。
個人でもフクロウを自宅で飼育する人が増えており、どこか悟ったような表情を見せてくれるところが大きな魅力と言えます。

もともとフクロウがブームになったきっかけは映画ハリー・ポッターが公開されたことで、英国内でペットとして大人気になったことで日本にも徐々に普及してきました。

フクロウは日本にも古くから原種が生息しており、キャラクター商品や民芸品のモチーフとしてもよく登場してきました。

「不苦労(ふくろう)」という語呂合わせから縁起の良い動物としても扱われており、森の知恵者というイメージから図書館など教養関連施設のロゴマークにも使用されています。

しかしこれまでペット用の鳥類としてあまり一般的ではなかったのはフクロウが鷲や鷹同様の猛禽類であるためで、飼育をしていくならばその点はしっかり生態を理解しなければいけません。

なお日本国内に生息している原種のフクロウを捕獲してペットとすることはワシントン条約で禁止されているため、ペットとして飼育するためにはペットショップや専門のブリーダーを通して入手しなければいけません。

もし勝手に野生のフクロウを捕まえてペットとしていた場合には、罰則の対象となってしまいますので知らずに不法行為をしないように気をつけてください。

ペット用フクロウの種類と飼育方法の基本

ペット用のフクロウとして流通しているものはだいたい15種類くらいです。
フクロウの中にも小型~大型のものがあるので、飼育用に準備できるスペースの大きさによって種類を選ぶようにしてください。

人気が高いのはやはり小型のフクロウで、コキンメフクロウやアカスズメフクロウ、ヨーロッパコノハズクといったものは体長20cm未満で比較的飼いやすいサイズです。

中型種としては日本でも人気の高いメンフクロウやモリフクロウ、メガネフクロウ、ウサギフクロウといったものがあります。

中型種はだいたい体長40cm未満くらいまで大きくなりますので、このくらいになると室内のケージではちょっと飼育に苦労をするようになります。

ハリー・ポッターシリーズで人気に火がついたシロフクロウは大型種に含まれており、体長は45~65cmくらいとかなり大きくなります。

映画を見たことがある人ならすぐイメージできると思いますが、大型種になると鳥用ケージは入っても全く動けるスペースはありません。

餌は新鮮な生肉もしくは生き餌が基本となり、ネズミや昆虫などを与えなければいけません。
実は飼育用フクロウの最大の死因は「餓死」です。
生き餌などを与えるのが苦手な飼い主さんは適切な処理ができないならば飼わないくらいの気持ちを持ってください。