ヘビを飼うときの環境

獲物を狙うヘビ

ヘビをペットにする前に絶対に知っておいてもらいたいこと

爬虫類好きの人にとって、一度はペットにしてみたいのがヘビでしょう。
ヘビは犬・猫やエキゾチックアニマルのように鳴き声を上げることがありませんし、抜け毛もなく散歩やブラッシングといった世話の手間もかかりません。

またヘビは体の模様が独特である種類が多く、まるでアート作品のような見る楽しみがあります。
ヘビは昔から日本各地で神様の化身として崇められていたり、知恵や幸運をもたらしてくれる使いといったイメージが持たれてきたため、身近に置いておきたいという人も多いことでしょう。

しかし一方でヘビは種類によっては猛毒を持っているものもおり、もし逃してしまった場合には自分のみならず近所で生活をしている人たちにまで危害を及ぼしてしまうことにもなります。

中でも問題が大きいのが外来種である輸入ヘビで、過去に飼育放棄や脱走で野生に帰ったヘビが生態系を壊してしまったというような事例もあります。

逃げたヘビが排水管の中に住み着いて水道管の不具合を引き起こしたり、別の家庭の排水管や用水路から人を襲ったなどといったこともありますので、ヘビを飼育する人は絶対に逃がさないように責任をもって最後まで飼育する覚悟を持つ必要があります。

ヘビを飼育するために準備すること

ヘビを飼う前にまず準備するものとしては、ヘビのサイズに合ったケージと床敷用のチップなど、更にケージ内を温めるパネルヒーターがあります。

他にも飲水を入れるための容器と、ケージ内の環境を計測する温度計・湿度計、餌を与えたりケージ内を清掃するときに使用するピンセットがあると便利です。

床敷はいろいろな種類のものがありますが、細かい木材チップのタイプにすると臭いを吸収してくれ清掃の手間がかからずに便利です。

また飲水を入れる容器ですが、ヘビは水を飲むだけでなく体を湿らせて脱皮の準備をするためにも使用するのでひっくり返らないように重くて底が広いタイプのものを選ぶようにしましょう。

ペット用のヘビとして最も有名なのがコーンスネークです。
コーンスネークは比較的環境の変化に強く、最初に準備する設備製品が安くすむのでヘビを初めて飼育する人におすすめとなっています。

ヘビ好きたちから非常に人気がある種類としてはポールスネーク(ポールニシキヘビ)があります。
ニシキヘビは日本でもおなじみの種類ですが、独特の背中の模様があるため特定の模様を作り出すための専門ブリーダーが存在しているくらいです。

変温動物であるヘビは低温に弱いため、必ず床にパネルヒーターを敷き常に温かい環境を用意してあげることが重要です。

温度が一定以下になると体温も一緒に下り、最終的には体を動かすことができなくなってしまいます。