ハムスターの病気

上から見たハムスター

体が小さい分、体力も少ない

ハムスターはとても小さい生き物です。
それだけ体力がなく、病気になれば直ぐに手遅れとなることも少なくありません。
日頃から食事の量や糞の状態をチェックし、食べる量が減っていないか下痢をしていないかなどをチェックしましょう。

また出血している箇所がないか、ただれなどがないか体も確認し、ケガや皮膚病にならないよう心がけることも大切です。

下痢に要注意

ハムスターが体調を崩す原因で、最も多いと言われているのが、下痢です。
特に小さな赤ちゃんハムスターの場合、下痢をしただけでも脱水症状や栄養不足に陥り、死に至ることがあります。
毎日の便の状態やトイレの汚れを確認するのは、重要な作業といえるでしょう。

ひとくちに下痢といっても、その原因は様々です。
新鮮でない食べ物を食べたといったものから、細菌やウィルスによる感染、生活環境などのストレスが下痢を引き起こすこともあります。
また、ゲージ内の温度が低すぎることで体が冷え、下痢を起こすこともありますので、20度を下回ることのないよう適温の保持を心がけましょう。

衛生状態にしてもストレスを感じることにしても、日頃からハムスターによって、よりよい環境を整えることが何よりも下痢をはじめとする病気の予防になるのだということを忘れてはいけません。

下痢を引き起こす細菌性のハムスターの病気としては、増殖性回腸炎が有名です。
別名、ウエットテイルという名称でも知られており、大腸菌やクロストリジウム・カンピロバクターといった細菌によって引き起こされます。

特に生後まもないハムスターが感染しやすく、短期間で死んでしまうこともある恐い病気です。
感染経路は、感染した動物の糞などに含まれる細菌を何らかの事情で口にしてしまったことで引き起こされます。

もっとも感染への抵抗力があるかどうかは、環境の問題が大きく影響します。
ストレスを感じていると抵抗力が落ちて感染しやすくなるので、とにかく良好な環境で飼育することが不可欠といえるでしょう。

予防するには

予防法としては、常に適温を保つための保温、こまめに掃除をして衛生状態を保つこと、そしてストレスを与えないことです。
特に飼い始めた当初はまだ慣れていないため、触られること自体がストレスになります。
また慣れてからも触り過ぎ、遊ばせ過ぎはハムスターにとっては負担で、ストレスを感じやすいため避けてください。

常に温度管理と体調チェックを忘れず、ストレスのない安定した環境づくりをすることが、ハムスターを病気にさせないポイントになります。