カエルの病気

オレンジ色のカエル

命取りになり兼ねない

どんな生き物であっても病気になるリスクがあるものですが、カエルは環境によっては簡単に病気になってしまう弱い生き物の代表的な存在です。
ストレスを与えただけでも病気になり、命を落とすことも珍しくありません。
カエルに適した飼育環境の中で大切に扱うことが大切です。
ここではカエルが発症するリスクが高いと言われている病気をいくつかご紹介します。

カエルツボカビ症

カエルをはじめとした両生類にとって恐ろしい病気として有名です。
日本でも感染報告例が存在していることから、カエルを飼育している方は十分注意しなければいけません。
この病気はカエルツボカビというツボカビの一種がカエルに感染することで発症します。
カエルがこの病気にかかると皮膚呼吸が難しい状態になり、徐々に食欲を無くしていきます。
場合によっては体が麻痺してしまい、死に至るという恐ろしい病気なのです。
海外では両生類の間で爆発的に流行したことで絶滅した種も存在しているほどです。
ただし、すべてのカエルが感染するわけではないといわれています。
特に日本には大昔から自然界に存在していたのではないかという説があり、抵抗力を身につけている可能性もあると言われています。

レッドレッグ

カエルの中ではポピュラーな病気として認識されています。
その名の通り足が赤くなってしまう病気で、お腹も赤くただれたようになる場合もあります。
病気が進行すると潰瘍化して出血する可能性もあります。
しっかり観察していれば異変に気付くのですが、病気が進行してからでは手遅れになる可能性が高いです。
同じ水槽内で飼育している他のカエルにも感染する可能性があります。
異変の見られたカエルは隔離して、常に清潔な環境内で飼育するように心がけてください。
エタノールで消毒したり、抗生物質を与えるなどの治療法で改善する場合があります。

脱腸

カエルをよく見ていると、おしりの部分からピンク色っぽい何かが飛び出しているように見える場合があります。
これはカエルの腸が飛び出している状態で、脱腸だと判断することができます。
餌が大きすぎたとか、与えすぎたなどの原因で脱腸を引き起こす可能性があるので、よく観察しておきましょう。
脱腸を見つけたらすぐに戻してあげなければいけません。
場合によってはカエルが自分で足に引っ掛けてしまい、余計に腸が飛び出る可能性があるからです。
綿棒に水を付けて優しく戻してあげるのが良いですが、なかなか自分では戻せないという場合には獣医さんにお願いしてみましょう。
病院に連れて行く際には腸が乾かないように配慮してください。
無事に腸を戻せたら、しばらくは今までと同じ餌を与えないようにしてください。
最低でも2~3日は絶食にして、少しずつ様子を見ながら餌を与えましょう。