熱帯魚の病気

サンゴの横を泳ぐカクレクマノミ

あっという間に全滅することも

熱帯魚の病気で恐ろしいのは、あっという間に水槽内に感染して全滅する可能性がある事です。
言葉を発するわけでもないため、日頃からしっかり観察していないと様子の変化を察知しにくいことが感染を拡大させる大きな原因にもなります。
ここでは特に注意したい熱帯魚の病気についてご紹介します。
紹介する症状に心当たりがある場合は、速やかに他の水槽に移して感染拡大を食い止めましょう。

参考:http://m-p.sakura.ne.jp/Html/aquaroom.htm

白点病

熱帯魚の体をよく観察していると、白い点が付いているように見える場合があります。
これば水槽の中にいる常在菌であるイクチオフチリウスという菌が寄生したことで発症する病気です。
白点が少しでも付いているのを発見した場合は、すぐに他の水槽へ移してください。
このまま放置していると白い点が全身に広がってしまい、元気な熱帯魚へと感染を拡大させる原因になります。
治療方法としては、水槽の水に対して5%くらいの塩を加えて治すこともできますが、専用の薬を投与する方法もあります。
応急処置として塩浴を1週間くらい試していると、元気になる場合が多いです。
3日くらいで改善したのでもう大丈夫だと思って元の水槽へ戻したところ、まだ感染力が残っていたというケースも少なくありません。
良くなったと思ってもすぐには水槽へ戻さないようにして、最低でも1週間は様子をみることをおすすめします。

口ぐされ病、尾ぐされ病

その名の通り、熱帯魚の口や尾びれが腐ったようになり裂けてしまう病気です。
これは水質が悪化したことによってこの病気の原因になる病原体に感染して発症します。
治療が遅れるほど助からない病気と言われており、感染力も強い病気です。
できるだけ早く隔離をして専用の薬を投与してください。
早期発見であれば治る見込みがある病気です。

水カビ病

熱帯魚の体にふわふわした綿のようなものがくっついている場合があります。
これはサプロレグニアと呼ばれている真菌が傷口に感染したことで発症する病気です。
複数の熱帯魚を同じ水槽で飼育していると、喧嘩をして傷を作る場合が多いです。
伝染力は決して強くないと言われていますが、場合によっては元気な熱帯魚にもうつる恐れがあることから、発見をしたら早めに隔離をしてください。
隔離後は10%から15%の通常より濃い目の塩を入れた塩浴治療を行うと良いです。
しばらく経つと少しずつ自然にキレイな体へと戻っていくはずです。
なかなか綿のようなものが剥がれないからと、無理をして剥がそうとしないでください。
傷口が治っていくのに合わせて、少しずつ綿のようなものも取れていくはずです。
症状が悪化しているとなかなか改善しないので、できるだけ早めに適切な治療を行うようにしてください。