ハリネズミに多い病気

帽子をかぶるハリネズミ

ハリネズミを飼う

ペットとして一般的なのは犬や猫などですが、ペットショップには実に様々な種類の動物がいます。
ハリネズミもその中のひとつであり意外に人気の高い動物です。

名前にネズミとついていますがネズミの仲間ではなく、モグラに近い動物と言われていて薄暗い場所を好みます。
単独生活をする動物のため、飼育する場合は1つのケージに1匹で飼います。
1つのケージに2匹以上入れると、ストレスで体調を崩す可能性があります。

また、ペットショップで売られているハリネズミは国産と外国産があります。
外国産は主にタイやアメリカから輸入しているものですが、ペットショップでハリネズミを選ぶ際はなるべく国産を選ぶのをおススメします。

外国産のハリネズミは病気やケガなどの悩みが多く、健康状態が良いとは言えません。
利益を上げるために離乳時期を早めているため免疫力が低く、体が弱かったりストレスが溜まって神経質になっている場合が多いのです。

一方の国産のハリネズミは比較的に飼育状態が良く、健康状態が良いことが多いので安心です。
小さいうちから飼い始める方が慣れますが、生後7週間くらいまでは母親と過ごしているハリネズミを選ぶと良いでしょう。

選ぶ際にチェックするのは、目や鼻、耳をはじめとし体全体で、外傷があるかどうかよく観察して元気なハリネズミを選びましょう。

ハリネズミに多い病気

ハリネズミは実は丈夫な動物で、飼い始めるときに健康状態が良い子を選んでおくと、間違った飼育をしない限りは病気にはなりにくいのだといいます。
その点ではペットとして悩みも少なく飼いやすい動物と言えるでしょう。

ただし人間でも同じですが、ストレスが溜まったり、栄養バランスが崩れていたり、運動不足、飼育環境などによって病気にかかることがあります。

ハリネズミに最も多い皮膚の病気がダニ症です。
疥癬ダニが寄生し、針が抜け落ちたり、脱毛、激しい痒みなどの悩み症状が現れます。
ダニ症を放っておくと元気がなくなり食欲が落ちてきます。

長く飼っていてハリネズミが高齢になってくると発症しやすくなるのが悪性腫瘍、いわゆるガンです。
人間同様に様々な場所に腫瘍ができ、食欲がなくなり体重が減ったり、元気がなくなるなどいろいろな症状が出てきます。

高齢になる起こりやすい病気に歯周病があります。
人間と同じように口臭が気になったり歯茎が腫れたり、歯がぐらつく、歯が抜けるなどの症状があります。
歯茎の病気ではありますが、歯周病菌は血流に乗って全身に廻るため肝臓や腎臓にもダメージを与えると言われています。

また、ハリネズミには杉や松などの針葉樹にアレルギーがあるといわれています。
一般的にはヒノキなどの広葉樹にはアレルギーがないといいますが、まれに症状が出る場合があります。
症状としては顔などにただれたような湿疹が現れます。
飼育している床材に注意が必要です。

ハリネズミに多い病気で最も問題となっているのが、ハリネズミふらつき症候群です。
神経系の病気のひとつで、多くの場合後ろ足の麻痺から発症して全身に広がり、発症から2年以内に死亡するといいます。
治療法や原因は確立されていないのが現状です。