カエルの性質

葉の上に乗るカエル

今では珍しい種類も多い

愛嬌のある姿がカワイイと人気のあるカエルは、一昔前には決して珍しい生物ではありませんでした。
カエルが多く生息している地域では鳴き声でうるさいと感じるほどですが、都市部ではカエルの姿を見かけることはほとんど無くなっています。
人間にとって住みやすいと感じる場所は、カエルにとっては住みにくい場所です。
そのためカエルの飼育をする際には、カエルの性質を理解して住みやすい場所を用意してあげる必要があります。
種類によっても住みやすい環境が異なることから、適した飼育方法を理解することが大切です。

参考:http://shiiku.net/kaeru.html

水を好む種類と好まない種類

カエルと言えば水が多く存在している田んぼの近くなどで多く見かけるものですが、全てのカエルが水のある場所を好むとは限りません。
産卵期だけ水のある場所に行き、大人になってからは水のある場所を好まない種類も多いです。
例えば日本に昔から生息しているニホンアマガエルも、産卵期以外は草や木の上で過ごして水のある場所には近づかないと言われています。
どのような環境で生息しているカエルなのかを確認し、飼育する場合にはその環境をできるだけ再現することが大切なのです。

毒がある場合も

カエルの世話をする際に注意して欲しいのが、毒の存在です。
全てのカエルが毒を持っているわけではありませんが、中には猛毒を持っているカエルも存在しているので注意しましょう。
先ほどご紹介したニホンアマガエルも実は皮膚に毒を持っています。
皮膚の粘液が付いたまま目をこすったりすると強い刺激を伴います。
また、ガマガエルとも呼ばれているヒキガエルも毒を持っています。
ヒキガエルを突っついたりして刺激すると、耳腺と呼ばれる部分から毒液が出てきます。
場合によっては勢い良く飛び出て目に入ってしまう可能性があります。
角膜炎になり、最悪失明の恐れもありますので十分注意してください。
海外ではヒキガエルを食べたため死亡したという事例もあるそうです。
カエルの種類によって毒性の有無が異なるため、世話をする際には必ず把握しておくようにしてください。

冬眠する可能性

自然界に生息しているカエルの多くは冬眠をして過ごしますが、飼育している場合は冬眠をさせない方が良いと言われています。
カエルは変温動物なので、気温が低下すると余計なエネルギーを使わなくても済むように土の中に潜って眠り、温かくなってから活動できるように体力を温存します。
しかし、飼育している場合には気温の低下が中途半端になる可能性があるため、冬眠をしてもぐっすり眠れずに半分目覚めた状態のまま眠って過ごす可能性があります。
中途半端に目覚めた状態になると餓死する恐れもあるため注意しましょう。
冬眠をさせないためには、夏と変わらない気温をキープすることが大事です。