フクロウの性質

手に乗る小さいフクロウ

飼育が難しい動物

クリクリとした瞳が愛くるしい印象を受けるフクロウをペットとして飼育したいと考えている方も多いですが、実際に飼育するなればかなり難しい動物の代表格になります。
フクロウの性質をしっかり把握していなければ、そう簡単には飼育できないものです。
可愛がるだけではフクロウにとって幸せな飼育方法とは言えないため、正しい知識を把握しておきましょう。

参考:http://www5a.biglobe.ne.jp/~sakatam/owl/basic1.html

夜行性の動物

フクロウといえば、森の中に静かに佇んで真っ暗な闇の中で瞳だけがキラキラ光っているというイメージをお持ちの方も多いはずです。
このイメージの通り野生のフクロウは夜行性で、夜に狩りをして餌をハンティングします。
光のない闇の中でもフクロウの目にはしっかり見えているそうです。
視力だけでなく、聴力も秀でているため獲物が近くにいるのをすぐに察知することができます。
更にすごいのは飛ぶ時の音が全くしないことから、獲物に存在を知られずに捕獲することができます。
捕獲する獲物はウサギやカエルなどで、特に好物としているのはネズミなのだそうです。
餌は丸ごと飲み込んでしまい、消化しきれない骨や毛などは後で吐き出してしまうそうです。

野生のフクロウは日中はほとんど動かずにじっとしていますが、これは夜のためにエネルギーを蓄えているからだと言われています。
日中にしっかり体を休めて体力を温存しておき、夜になったらハンティングを頑張るのが一般的です。
しかし飼育されているフクロウの様子を観察していると、日中でも活動的な様子が見られます。
決まった時間に餌が与えられるので、自分でハンティングをする必要がないため夜行性に限らなくても良いのだと考えられます。
そのため、夜になったからといって飛び回ってうるさくて眠れなくなるというわけでもありません。
飼育されているフクロウは好きな時に寝て、好きな時に遊ぶという人間なら誰もが憧れるような自由気ままなライフスタイルになるそうです。

注意しなければいけないのが泣き声です。
特に夜中に鳴き声が響くような場所では近隣の方に迷惑をかけてしまうので注意してください。

強い握力

フクロウは狩りをする際に足の爪で獲物を掴みます。
この握力は猛禽類の中でも一番強いと言われており、人間の握力と比較してみると約8倍もの力を秘めていると言われています。
強力な爪の力で獲物の骨を砕くことで息の根を止めてしまうと言われています。
フクロウを飼育する際には腕に乗せるのが夢だったという人も多いですが、無防備な状態でフクロウを腕に乗せようとすると大怪我をしてしまいます。
とても強い力で腕が握りつぶされるように掴まれるため、かなり痛いですし怪我を負うのは間違いないです。
必ず専用の手袋を装着してから触れ合うようにしてください。