ウサギがかかりやすい病気は?

ウサギのイラスト

ウサギの病気の知識をつけよう

ウサギは容姿も愛らしく、鳴き声をあげることなく、
おとなしいという利点もありペットとしても大変人気があります。
しかしその反面、体があまり大きくなく抵抗力がないので、
体が弱いペットという印象を持つひとも多いかもしれません。

では、うさぎがかかりやすい病気にはいったいどんなものがあるのでしょうか。
ウサギにはいわゆる三大疾病と呼ばれるものがありますから、順番にみていきましょう。
「胃腸うっ滞」「パスツレラ感染症」「不正咬合」です。
胃腸うっ滞は、消化器官の動きが衰えることにより、
食べ物が胃や腸にたまってしまうことで、食滞ともいいます。
進行してしまうと腸管にガスがたまって鼓張症になったり、
最悪のケースでは命にかかわることもあります。

早期に発見して、胃腸の働きを促進する薬を投与することが必要です。
パスツレラ感染症は、細菌の感染によっておこる病気です。
鼻水やくしゃみなど肺炎のような症状や結膜炎、皮膚炎などを伴うこともあります。
抗生物質がとても効く病気なので、早めに獣医さんに診てもらうことが大切です。

かみ合わせも要チェック

不正咬合は、前歯や奥歯の噛みあわせが正常でなくなってしまう状態のことです。
食欲がなくなってしまったり、よだれを垂らしたり、歯ぎしりをしたりという症状のほか、
さきほど述べた胃腸うっ滞を引き起こしてしまうこともあります。
適切な餌が与えられていなかったことや、
外部からの衝撃などが原因となって発症することもあります。

ですが、ウサギの歯は常生歯で一生伸び続けるため、
非常に多い病気のひとつなのです。
治療には切断や抜歯による矯正が必要となりますが、
1度の治療だけでなく定期的なケアが必要になるケースも多いのです。
発症を繰り返さないように気をつけましょう
そのほかのうさぎの病気についてみていきましょう。

消化器系や皮膚系の病気

ストレスや不適切な食生活によって引き起こされる消化器の病気としては、
毛球症と腸コクシジウム症などがあります。
毛球症はウサギが体を舐めているうちに体内に入ってできた毛球によって、
胃が膨れてガスが溜まってしまう病気です。
食事と排泄が困難になり、進行すると死んでしまう事もあります。
たかが毛球と軽くみずに、すみやかに獣医で治療をうけましょう。

また寄生虫によって発症する腸コクシジウム症は、
下痢や食欲不振などの症状がでます。
日ごろからトイレを清潔にしておくことが重要です。
排泄物の刺激臭やほこりなどによって発症する目の病気には、
結膜炎や白内障などがあります。
白内障は遺伝性によって発症することもありますが、ウサギの目に負担をかけるような
外出や喫煙を控えたり、トイレを清潔に保つことが必要です。

また皮膚病としては、ソアホック、湿性皮膚炎、カビなどがあります。
ウサギは皮膚が薄くて弱いので、とても皮膚病になりやすいペットです。
皮膚病の原因となる細菌などが繁殖しないように、
清潔な飼育環境の中で飼ってあげることが大前提です。
こまめに清掃をして、衛生的な環境を保っておくようにしましょう。