ボールパイソンの特徴と飼育方法

ニシキヘビ科としては小型なポールパイソン

ポールパイソンはヘビ愛好家にとっては憧れの巨大ヘビの一種です。
有鱗目ニシキヘビ科に属しており、全長は90~150cm、アフリカ中部地域が主な原産国となっています。
ポールパイソンは別名ボールニシキヘビやロイヤルパイソンと言われることがあり、体を丸めて球体のようになることが大きな特性です。

ニシキヘビ科のヘビは非常に巨大になる特徴がありますが、ポールパイソンはニシキヘビの仲間としては最小であることから、ペットとして飼育するのに適しています。
ちなみに世界中のニシキヘビ科のヘビは約50種類いるとされており、世界最長とされる「アミメニシキヘビ」は人間をまるごと飲み込む人食いヘビとして恐れられています。

アミメニシキヘビはヘビの博物館などでもおなじみの存在となっており、ヘビと記念撮影として首にぐるんと乗っけているのもこの種類であることが多いです。
現在発見されている中で世界最大とされているアミメニシキヘビは990cmということなので、もし山中で出くわしたらヘビとわからないレベルかもしれませんね。

話をポールパイソンに戻すと、見た目こそ獰猛なニシキヘビのミニ版のようですが、性格はおとなしく臆病です。
そのため他のヘビと一緒に生活をさせるのはあまり適さず、静かな安全な場所で飼育をしてあげましょう。

ペットとして人気が高いことからポールパイソン専門のブリーダーもおり、さまざまなカラーバリエーションが流通しています。
ワイルドカラーでは黒地に褐色の斑点をしていますが、「アザンティック」という体表がクリーム色になっていたり、「アルビノ」により完全に真っ白~クリーム色になっているものもいます。

ポールパイソンの飼育方法

ポールパイソンはニシキヘビ科で最小と言っても、ヘビの中では大きなサイズにまでなりますので、飼育をする時には大きめのケージが必要となります。

最も重要とされているのが温度管理で、常に30℃前後の環境を維持しなければいけません。
ポールパイソンは寒さに弱く、30℃以下の環境になると極端に動きが鈍くなってしまったり、食事をとらなくなったりするのです。
また湿度が高い環境を好み、ケージ内が乾燥すると脱皮がしにくくなってしまうということもあります。

普段はおとなしいポールパイソンですが、ちょっとしたきっかけで突然凶暴になるということもあるので、触る時には十分に注意をしなくてはいけません。

体に毒はないのですが非常に力が強く、締め上げられると危険な場合があります。
一度荒く扱ってしまうと、そこから敵として認定をされてしまうこともありますので、普段から丁寧に丁寧に扱ってあげるようにしましょう。