ビーバーの飼育方法

ビーバーのイラスト

「森の建築科」と言われることもあります

ビーバーはげっ歯目に属する哺乳類で、一日のうちほとんどの時間を水の中で過ごすという大きな特徴を持っています。

水の中を移動しやすい進化がかなり進んでおり、後ろ足の指の間にはとても大きな水かきがついています。

前足は一般的な哺乳類と同じように器用に指先を使うことができるように分かれており、ものを掴んだり運んだりするときに上手に使います。

アニメなどキャラクターとしてもよく登場するビーバーですが、げっ歯目に属する動物の中でもその前歯の強さは特別で水辺に生えているかなり大きな木もあっという間に削りとって倒すことができます。

ビーバーのことを「森の建築科」と呼ぶこともありますが、これは決して大げさな比喩などではなく実際に大木を自分で切り倒して水の中に運んで行ったり、身近にある材料を使って自分が過ごしやすいダム様の水域を作り上げたりします。

ビーバーが多く生息する水域ではビーバーのために水の流れが変わってしまったということもあるほどで、後から見るとびっくりするほど緻密な計画により水の流を変化させていたりします。

ビーバーが作ったダムのことを「ビーバーダム」と呼ぶこともあるようで、野生のビーバーが生息するアメリカの地域ではビーバーが作ったダムのおかげで麓の町の大洪水が防がれたという事例も起こっています。

できるだけ自然環境に近い環境が望ましい

ビーバーは動物園などの施設でもおなじみの動物ですが、やはりできるだけ自然環境に近いところで生活をさせてあげるのが望ましいと言えます。

ビーバーは成体になっても体重は約30kgくらいで、カピバラよりも少し小さいサイズです。

水の中で主に生活をしているのは外敵から身を守るためのことのようで、陸上で肉食動物に襲われないように長時間水中に入れるように進化しました。

当然自宅用で飼育するのは難しく、施設内であっても大きなプールや樹木を用意してあげる必要があります。