イグアナの飼育方法

緑色のイグアナのイラスト

ペットとしてのイグアナとはどういう動物か

爬虫類をペットにするのが趣味という人の間で高い人気となっているのがイグアナです。
イグアナは正確な学術名を「イグアナ・イグアナ(Iguana iguana)」という有鱗目トカゲ亜目イグアナ下目イグアナ科に属する爬虫類の一種です。

見た目は爬虫類らしく全身が鱗で覆われており、中南米の熱帯域の山林の中に原種が数多く生息しています。
特徴的なのが水辺の樹上で生活をしていることが多いということで、鮮やかな緑色の体と恐竜を思わせるような古代動物の面影が残されているというところが大きな魅力となっています。

イグアナの種類の中でも最も代表的なのが「グリーンイグアナ」で、日本においてイグアナといえばグリーンイグアナと言ってもよいほど一般向けの認知度が高くなっています。

グリーンイグアナの魅力は成長とともに体の色が変化していくということです。
幼体の頃には目にも鮮やかな緑色をしているのですが、成体に近づいていくにつれて徐々に褐色がかった色味がついてゆき、完全に成体になったときには尻尾に黒の縞模様が入る野性味を感じる見た目が完成します。

爬虫類をペットにするときの魅力といえば、大自然の野生を感じられるということですが、イグアナはそんな飼い主の願望を見事に満足させてくれます。

成体になると体が大きくなることに注意

イグアナはトカゲや蛇といった他の爬虫類と異なり、基本的に植物を主食とします。
好んで食べるのは色が鮮やかな野菜類で、葉物野菜である小松菜やチンゲンサイ、モロヘイヤや春菊といったものを食べます。

他にもカボチャやニンジン、オレンジ、リンゴといったようなものも多く食べるので、餌を調達するために高い費用をかけて取り寄せをする必要がありません。

しかし草食生物であるものの、鋭い爪と牙を持っており不用意にケージから出していると子供や他のペットが大怪我をしてしまうこともあります。

また、ペットショップで販売されているイグアナは小さな幼体なのですが、成体になると全長は100~180cmくらいにまで伸びます。

180cmというと大人の男性と同じくらいの身長になるわけですから、小型のケージでは到底収まらず場合によってはイグアナ用に部屋を1つ用意しなくてはいけません。

これは決して大げさなことではなく、長年イグアナを飼育している人などは温度管理やライトの時間を適したものにするためイグアナ部屋を作っていることがほとんどです。

なおイグアナの寿命は長く10~15年くらいは生きると言います。
ブームに乗って飼い始めたけれども最後まで飼いきれずに飼育放棄する人も居ますので、そうしたことがないよう事前にしっかり成体になったイグアナとどう付き合うかまで考えて準備をしましょう。