フトアゴヒゲトカゲの特徴と飼育方法

オーストラリアのイメージ画像

迫力ある見た目のフトアゴヒゲトカゲ

フトアゴヒゲトカゲはペット用のトカゲの中でも人気が高く、愛嬌のある見た目と仕草が人気の動物です。
英語名では「Central bearded dragon」と言い、まさにドラゴンのモデルだったのではないかというほどの迫力を備えています。
しかしそんなファンタージーテイストな見た目とはうらはらに、フトアゴヒゲトカゲはとてもチャーミングな仕草をしてくれるところが特徴です。

フトアゴヒゲトカゲは有鱗目アガマ科で、原産国はオーストラリアです。
全長は40~50cmくらいで、寿命は約10年とかなり長寿になっています。

現在ではペット用のフトアゴヒゲトカゲがオーストラリアから直接輸入されるということはなく、国内でペット用とされているものは全て国内の施設でブリードされたものです。

爬虫類愛好家にとって、トカゲは比較的飼育がしやすい動物であり、中でもフトアゴヒゲトカゲはメジャーな存在と言えます。
そのため、ブリード(繁殖)の技術も高まり、かなり数多くの種類のものが流通するようになりました。

フトアゴヒゲトカゲの「ノーマル」品種とされているものは灰色~褐色をしており、体の表面に黒っぽいまだらの模様があります。
ブリーダーによって選別交配をされた品種としては「イエロー(シトラス)」や「オレンジ(レッド)」「ハイポメラニスティック」といったようなものがあります。

色や模様もかなりバリエーション豊富で、フトアゴヒゲトカゲ専門のブリーダーもいますのでこだわって選ぶことができるでしょう。

変温動物であることから温度管理に注意

トカゲだけでなく爬虫類全般に言えることですが、飼育をするときには温度管理が重要です。
爬虫類は変温動物であることから、気温が低くなったときに自分で体温を保つことができません。
そのため野生のトカゲたちは日光浴をして体を温め、脱皮をしたり骨を発育させたりします。

またオーストラリアの砂漠地帯という、暖かく乾燥した地域で住んでいたトカゲは、湿度にも弱いという特徴があります。
飼育をするケースの中にはヒーターとともに、湿度を調節する機械を置いておくようにしましょう。

反対に体が温めすぎてしまうと体調を崩してしまうので、ケースの中に日よけの小屋などを設置してあげることも重要です。
ただの小屋よりも、流木などを組み合わせて上手に日陰を作ってあげるとより過ごしやすくなります。

トカゲは周期的に脱皮をするという性質があることから、温浴ができるように水を入れてあげることも大切です。
温浴では35℃くらいの温かいお湯を用意して、そこに体全体を浸らせてあげます。

定期的にケースから出して小型のプールなどで温めてあげるようにすると、脱皮促進とともに体の洗浄が可能です。