ヒョウモントカゲモドキの特徴と飼育方法

庭の外にいるトカゲ

ヤモリなのにトカゲに近いヒョウモントカゲモドキ

ヒョウモントカゲモドキとは、体にヒョウのような模様のついているヤモリの一種のことです。
爬虫類をペットにするのが流行しはじめた頃から大人気の生物で、個性的な色合いから国内で多くのブリーダーが繁殖活動をしています。

生物としては有鱗目ヒョウモントカゲモドキ科に属しており、一見トカゲのような見た目をしていつつ、実はヤモリというところがユニークな点です。
全長は18~28cm程度と日本国内で多く見られているニホンヤモリ(10~14cm)に比べてかなり大きく、原種はパキスタンやインド地域で生息をしています。

ちなみにトカゲとヤモリの違いですが、トカゲにはまぶたがありますがヤモリにはなく、目が乾燥した時に自分の舌で舐めて湿らせるという特性を持っています。
それとヤモリ最大の特徴は指先についている指下板で、これにより垂直な面に吸盤のように貼り付けて器用に登っていくことが可能です。

なぜヒョウモントカゲモドキが「モドキ」なのかというと、完全に地上性であり、ニホンヤモリなどのように壁面を登るということをしないからです。
指下板がないということも分かっており、しばらくはトカゲとして分類をされてきました。
さらにヤモリにはないはずのまぶたもあり、生物学的な特徴としてはほとんどトカゲと言っても問題ないほどです。

ちなみにヒョウモントカゲモドキ同様のトカゲモドキ科の生物は、中央アジア~西アジアの地域に複数存在しており、ダイオウトカゲモドキやオバケトカゲモドキなどといった種類があります。

ヒョウモントカゲモドキの飼育方法

ヒョウモントカゲモドキはペット用爬虫類の中でも飛び抜けて人気が高く、爬虫類系の生物を扱っているペットショップであればほとんどのところで購入をすることができます。

ワイルドカラーはクリーム色っぽい地に黒い斑点がついているのですが、ブリーダーで人気なのが黄色いタイプです。
鮮やかな黄色に黒い斑点がついている「ハイボタンジェリン」は非常に人気が高く、全く同じ柄の個体がいないということからも個別にブリードを依頼する飼い主さんも見られます。

年々新しい品種も登場しており、種類によって微妙に性格や習性が異なるというところも魅力です。

飼育方法は基本的なトカゲ飼育と同じで、大きめのケースの中に床材を敷いて、紫外線ライトなどを用意してあげます。
基本的には夜行性であることから、あまり眩しい光は必要としませんが、暗い場所で飼育をしたヒョウモントカゲモドキは体の模様が薄くなってしまうということが分かっています。
明るいライトの下で育ったヒョウモントカゲモドキほどくっきりと黒い斑点が浮き出すので、好みで変化を付けるのも面白いかもしれませんね。