ミーアキャットの飼育方法

横を向くミーアキャット

マングースの仲間の希少種

ミーアキャットはマングース科に属する主に熱帯に生息する哺乳類です。

少し以前に動物園などで複数のミーアキャットが並んで立ち上がって同じ方向を向いている様子が紹介されてから全国の施設で一躍人気動物となりました。

これはミーアキャットが太陽にお腹を向けるという行動を複数の個体が一緒に行うという習性からのことで、晴れた日のおなじみの光景です。

ミーアキャットは日本では野生で生息していない珍しい動物ですが、体長がそれほど大きくないことや生態がおとなしいことから個人用のペットとしても広く求められるようになっています。

原種が生息しているのはアフリカ大陸の南端付近のエリアで、岩や石に囲まれた荒れ地もしくはサバンナの中で巣穴を掘って中で生活をします。

砂漠の哺乳類にしてはちょっと珍しく昼行性であり、かつ家族単位で群れを作って一緒に行動するという社会性も持っています。

場合によっては複数のつがいとその子供が一緒のグループになって行動をするということもあり、その場合には群れの中に最優位となるオスと優位のメスが決められており順位に従った生殖行動をしていくということもわかっています。

子育てを群れ全体で行うということでも知られており、しばしば野生で群れの個体同士が助けあっている姿も見ることができます。

ライオンキングのティモンのモデルです

ミーアキャットが個人向けのペットとして人気が出るようになったのは、ライオンキングがアニメや舞台で公開されたことがきっかけです。

ライオンキングの重要な登場キャラクターである「ティモン」のモデルがこのミーアキャットで、目の周りの黒い縁取りや立ち上がった時にポコッと膨れたようになる下半身のかわいさがペットとしての魅力になっています。

ミーアキャットは社会性のある動物なので、飼育をするときには単体ではなく複数の個体を一緒にしてあげるのもよい方法です。

扱っているペットショップでも多頭飼いを前提としてオスメスのつがいで販売していることがよくあります。

多頭飼いをしても1頭あたりの体長は30cm以下なので、犬用の少し大きめのケージがあれば二匹でも十分な大きさとなります。

飼育をするときには常に放し飼いにするのではなく、ハムスターやモルモットと同じ感覚で普段はケースの中に入れてあげるようにした方がよいでしょう。

ケースの中には砂や干し草など床材を必ず入れてあげるようにしてください。

ミーアキャットの基本的な飼育方法

ミーアキャットの飼育方法はだいたいフェレットと同じような感じです。

体の大きさにあったケースの中に砂地を敷き、他に木材や岩など物陰にあるものをいくつか置いておきます。

最も大切なのは室温で、もともと熱帯地域で生活をするミーアキャットは最低でも25℃くらいはないと寒さで体力を失ってしまいます。

食生活は肉食を基本とした雑食で、野生のものはクモやサソリといった小さな虫を好んで食べています。

ペットの場合にも餌用として販売している虫や小動物を与えてあげればよいのですが、肉食だけでは栄養が偏ってしまうので適度に野菜や果物も一緒に与えるようにするのがよいでしょう。

それと忘れてはいけないのがミーアキャットの最大の特徴でもある日光浴です。

ミーアキャットは自分のお腹に日光を浴びてそれで自分の体温調節をするので、晴れた日にはできるだけ日光に近いところに置いてあげるようにしましょう。