フクロモモンガの飼育方法

緑と青空

意外にメジャーな人気ペット

フクロモモンガは犬や猫といった一般的な哺乳類ペット以外の「エキゾチックアニマル」としてよく知られる比較的メジャーなペットです。

フクロモモンガと聞くと当然のようにモモンガと生物学的に同じ種類もののように思えますが、厳密にはネズミの仲間であるモモンガとは異なる種類の動物です。

それなのになぜモモンガの名前がついているかというと、普通のモモンガと同じように前足と後ろ足の間に空中を飛行することができる飛膜がついているからです。

生物学上の分類ではフクロモモンガ科フクロモモンガ属と独自の進化を遂げてきた生き物となっていますが、より大きな分類で見るとコアラやカンガルーといった有袋類に近い種族です。

もともとの生息地がオーストラリアやニューギニアといったオセアニア地域なので、コアラやカンガルーなど同様に外部からの天敵による攻撃にさらされることなく長い歴史の間そのままの姿で生息してきた世界的にかなり珍しい動物です。

フクロモモンガの基本的な生態

フクロモモンガは平均的な体長が16~21cm、体重95~160g、しっぽの長さは16.5~21cmくらいです。

一日のうちほとんどの時間を木の上で過ごすので、木の上で移動や休息がしやすい体質に特化しているという特徴があります。

長年に渡り外敵の少ない環境で過ごしてきたせいかあまり警戒感がなく、ペットとして飼育をしてすぐに飼い主さんに慣れてくれます。

日本でペット向けとして導入されるようになったのは1980年代後半くらいで、以後日本国内の多くのペットショップで購入することができるようになりました。

他の動物にはあまり見られないような生態として、高いところから滑空をするということがあります。

野生のフクロモモンガは自然の森林の中を自由に飛び回る生活スタイルをしているので、室内で飼育するときにも必ず定期的に滑空をさせてあげるようにしてください。

滑空をするときには前足と後ろ足の間についている飛膜を広げて4~5mくらいの距離を空中で移動することができます。

野生で生活をしているときの巣は大きな木の洞の中で数匹程度の群れを作って行動をしていきます。

群れは最大でも7匹くらいまでの小さなグループで、1匹のオスに対して数匹のメスがついて繁殖期に群れ全体で出産と子育てをしていきます。

フクロモモンガの飼育方法

フクロモモンガの食生は雑食なので特別に食事内容を限定させることはありません。

野生の場合はバナナやりんごなどの果物や樹液などを食べていますので、同じように新鮮な果物や野菜類を食べやすい大きさに切って与えればよいでしょう。

果物ばかりでは栄養に偏りが出てしまうので、タンパク源の補給のためにひまわりの種やゆで卵、チーズといったものを適度に加えていくようにしてください。

昆虫や小動物も好んで食べるので、抵抗感がなければ市販の昆虫ゼリーやミルワームも一緒に与えていってください。