ウーパールーパーの特徴と飼育方法

ウーパールーパー

愛らしい顔を持つウーパールーパー

ウーパールーパーと言えば、1980年台に大流行した珍動物の一種です。
パッ見て、ウーパールーパーが分類的に一体なんの生物になるのか、ということをすぐに分かる人というのは少ないのではないでしょうか。

ウーパールーパーが一大人気になったのもそうした見た目のインパクトが大きな理由で、まるで宇宙人のようなのっぺりとした顔と肌質に、両脇についた触手のような飾りが非常に印象的です。

まず生物学的な紹介からしていくと、ウーパールーパーは有尻目トラフサンショウウオ科に分類されています。
日本でも水のきれいな山中の小川などでサンショウウオを見つけることができますが、このウーパールーパーもメキシコ産のサンショウウオの一種です。

この「ウーパールーパー」という名称は通称で、正式には「メキシコサラマンダー」と言われます。
スペイン語では「アホロートル」と言われているので、地域により名前も様々です。

このウーパールーパーの最大の特徴は、幼形成熟と言われる幼生のまま成体になるということです。
本来サンショウウオは幼体から成体になるにつれ、体のサイズだけでなく色や皮膚などが大きく変化をしていくことになります。
しかしウーパールーパーの場合、卵から孵化したときの特徴を維持したまま体が大きくなっていくというところが非常に珍しい生物です。

ウーパールーパーを見た時にどこか可愛らしいというか、幼い印象を受けるのは、そうしたところが理由になっているのではないでしょうか。

ウーパールーパーの飼育方法

ブームは去ったものの、珍しい特徴と独特の愛らしさを持つウーパールーパーは、ペット愛好家から今も親しまれています。

ウーパールーパーは幼体のまま大きくなる性質を持つことから、非常に体の再生力に優れており、強い生命力を持つ生物です。
しかし一方で野生のウーパールーパーは絶滅危惧種として指定されており、個体数は減少傾向にあります。

これはウーパールーパーが水質のきれいな環境でないと生息できないことが大きな要因と言えるでしょう。
もともと住処にしていた地域で水質汚染が起こると、みるみる数が減っていってしまうことになるのです。

一般の家庭で飼育をする場合もそれは同じで、ウーパールーパーを飼育するときにはかなり厳密に水の管理をしていかなければいけません。
水槽にろ過器を設置することはもちろんのこと、最低でも1~2週間に一度は水を半分ずつ交換するといったメンテナンスが必要になってきます。

エサとしてはペットショップで販売されている専用のエサもしくは、小魚や肉といったものを好みます。
しかし食べ残しがあると水質を急激に悪化させてしまいますので、毎回きちんと取り除いてあげましょう。