ヤマカガシの特徴と飼育方法

強い毒を持つとされるヤマカガシ

ヤマカガシは日本全国各地で見られるヘビの一種です。
爬虫網有鱗目ナミヘビ科ヤマカガシ属として分類されており、日本国内の北海道と小笠原諸島を除く全ての地域で生息が確認されています。
日本固有のヘビとしては他にアオダイショウやシマヘビ、マムシといったようなものがありますが、ヤマカガシもそれに匹敵するほど数多くの個体がいます。

ナミヘビ科はアオダイショウやコーンスネークなど、性格がおとなしく毒が少ない種類なのですが、このヤマカガシはナミヘビ科でありながら強い毒を持つ危険なヘビとなっています。
つい最近まで毒はほとんどないと思われてきたものの、人が噛まれる事故が発生した時、血が止まらなくなるなど強い毒の作用があることが確認されるようになったという経緯があります。

大きさは全長60~120cm程度と、2mを超えるサイズになるアオダイショウと比べると小さめですが、毒々しい色合いから比較的発見しやすいヘビと言えます。
色の特徴は、鮮やかな緑色を下地にした赤色と黒色の斑点が交互に入っているということで、遠くから見るとキラキラと光って見える美しいデザインです。

強い毒を持っていることこそ確認されましたが、もともとの性質としては臆病でおとなしく、人間の方から攻撃を仕掛けなければ向こうからむやみに噛み付いてくることはありません。
しかし一度危険があると感じると、頭を持ち上げてゆらゆらと威嚇をしたり、素早く噛み付いてきたりといったことがあります。

中には積極的に攻撃をしてくるヤマカガシもいるなど個体差があるようなので、もし山中で見かけても不用意に近寄らないようにしましょう。

ヤマカガシの飼育方法

ヤマカガシは2006年に新たに法律ができたことにより、無許可で飼育をすることができなくなりました。
もし山中で見つけて捕獲に成功をしても、それを自宅に持って帰ってペットにするには先に許可が必要です。
理由は先にも説明したように強い毒素があることがわかったためで、仮に許可をとった場合であっても、逃げ出さないよう十分に厳重に注意をしていかないといけません。

飼育方法そのものはそれほど難しくなく、ほかのヘビと同じようにケース内での飼育が可能です。
変温動物なので、体温を保てるように紫外線ライトなどを設置し、水浴びができるように大きめの水入れを入れておいてあげましょう。

少し特殊なのがエサの種類で、他のヘビのようにピンクマウスではなくカエルを好んで食べるという特徴があります。
マウスも全く食べないという訳ではないのですが、カエルの方が圧倒的に食いつきがよいので、エサを用意する時に少しお金がかかってしまいます。